家庭裁判所の調査官の役割は?面会交流・監護者指定審判の場合

今日も静岡家庭裁判所で調停があり、依頼者の方と一緒に調停に出席してきました。

家庭裁判所の調停では、『調停委員』とか『調査官』が登場することがありますが、彼らはどのような役割を負っているのでしょうか。

自分で離婚調停などをされている方は、『調停委員』については、実際に会ったりして、なんとなくわかっている方が多いと思います。

家庭裁判所の調停での調停委員の役割については、また後日お話するとして、今日は、家庭裁判所の調査官について説明します。

調査官は、その名の通り、子供の状況を調査して、確認して、調査報告書を書く人です。
彼らは、専門職職員であり、特別の試験を受けて裁判所に採用された職員です。
裁判所のサイトに家庭裁判所調査官の説明があります。http://www.courts.go.jp/saiban/zinbutu/tyosakan/index.html

面会交流調停監護者指定の調停、また監護者指定の審判などには、調査官が、裁判官や調停委員と同席して、特に子供に関係することに意見を述べます。

また、調査官は、監護者指定審判や、面会交流の審判(裁判)においては、裁判官の調査命令にしたがって、調査報告書を作成しますが、この調査官が作成した調査報告書が、裁判においては重要な位置を占めています。

調査報告書には、例えば、父親と子どもを面会させるべきだとか、今の監護状況が子どもにとって良いので、このままにしておく方が良いとか、お互いが話し合うことが必要だなどと記載され、審判の成り行きに大きな影響を与えます。

今日は、調査官の家庭裁判所での役割について説明しましたが、次回は、調査官調査報告書を作成するにあたって行う、調査官調査について説明します。

父親が面会交流調停や監護者指定の調停・監護者指定の審判などを申し立てた場合には、調査官調査が行われることになりますので、調停・審判をしている父親の方は必見です。